在宅での介護について
日本では高齢者の数がどんどん増えていて、寿命も延びていることもあり
90歳の親を70歳の子供が在宅で介護をする状態などはもはや普通のことで
す。ですので今自分にとって必要ないことでも、いずれは介護という問題
に誰でもが直面することになるのではないでしょうか?
この状況において、現在では介護の考え方も変わってきていて、家族だけ
でこの負担をするのではなく、医療や福祉を通じて社会で介護を考えてゆ
こうという姿勢に変化してきています。夫婦の場合でも同じことが言えこ
れ等を「老老介護」とよぶ名称までできています。
介護を行う側としては家族の一人だけに押し付けるようなことはせずに、
もしも在宅で介護をすることになったら、介護される人に対しては高齢者
の気持ちや体をきちんと理解して、自己決定権の尊重・継続性の尊重・残
存能力の活用という介護の3原則にのっとって介護をしてあげましょう。
地域により市町村の広報誌などにも目を通したりして情報を集めておきま
しょう。公共のサービスには訪問介護や通所介護などで入浴や食事などを
行い指導してくれるものもあるようですし、地域の在宅介護支援センター
や市町村の担当窓口などもよい相談相手になってくれますし、介護保険を
上手に利用しましょう。
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